パゾパニブ (ヴォトリエント®)
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
ヴォトリエント® (添付文書)
COMPARZ試験¹⁾の基準より抜粋
淡明細胞型腎細胞がんの組織学的または細胞学的診断ある18歳以上の患者で以下を満たすもの
※①肝不全、 肝機能障害、 ②高血圧、高血圧クリーゼ、 ③心機能障害、 ④QT間隔延長、 心室性不整脈は以下を参照
初回基準量と減量レベル
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
スニチニブと比較して手足症候群や疲労、 口腔粘膜炎が少ないが、 肝機能障害は多い。 肝機能障害は致死的となることもあるため、 投与初期にはとくに注意深く血液検査でフォローする。
未治療で転移性の淡明細胞型腎細胞癌患者において、 初回治療としてのマルチキナーゼ阻害薬パゾパニブとスニチニブの有効性と安全性を比較した第Ⅲ相試験COMPARZの結果より、 スニチニブに対するパゾパニブの無増悪生存期間 (PFS) の非劣性が示された。
HR 1.05 (95%CI 0.90-1.22)
HR 0.91 (95%CI 0.76-1.08)
最終更新日:2023年10月19日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
800mg 経口1日1回 | 1~ | 連日投与 |
連日投与。 |
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
ヴォトリエント® (添付文書)
COMPARZ試験¹⁾の基準より抜粋
淡明細胞型腎細胞がんの組織学的または細胞学的診断ある18歳以上の患者で以下を満たすもの
※①肝不全、 肝機能障害、 ②高血圧、高血圧クリーゼ、 ③心機能障害、 ④QT間隔延長、 心室性不整脈は以下を参照
初回基準量と減量レベル
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~4)
主な有害事象
注意すべき有害事象
スニチニブと比較して手足症候群や疲労、 口腔粘膜炎が少ないが、 肝機能障害は多い。 肝機能障害は致死的となることもあるため、 投与初期にはとくに注意深く血液検査でフォローする。
未治療で転移性の淡明細胞型腎細胞癌患者において、 初回治療としてのマルチキナーゼ阻害薬パゾパニブとスニチニブの有効性と安全性を比較した第Ⅲ相試験COMPARZの結果より、 スニチニブに対するパゾパニブの無増悪生存期間 (PFS) の非劣性が示された。
HR 1.05 (95%CI 0.90-1.22)
HR 0.91 (95%CI 0.76-1.08)
最終更新日:2023年10月19日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。