塩化ラジウム (223Ra)
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
適応:骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌
通常、 成人には、 1回55kBq/kgを4週間間隔で最大6回まで、 緩徐に静脈内投与する。
ALSYNPCA試験¹⁾より抜粋
全投与量を投与、 単回での投与量調節は不可¹⁾
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~5)
主な有害事象
注意すべき有害事象
新規ホルモン薬との併用は骨折リスクが増大するため行わない。
骨転移を有する症候性の去勢抵抗性前立腺癌患者において、 塩化ラジウム (223Ra) の効果を、 プラセボを対照に検証した第Ⅲ相比較試験ALSYNPCAの結果より、 全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。
HR 0.70 (95%CI 0.58-0.83)、 p<0.001
OSのサブグループ解析
ドセタキセルの使用歴、 ALP値、 ビスホスホネート併用の有無に関わらず、 223Ra群においてOSの延長が認められた。
HR 0.66 (95%CI 0.52-0.83)、 p<0.001
HR 0.17 (95%CI 0.13-0.22)、 p<0.00001
HR 0.64 (95%CI 0.54-0.77)、 p<0.00001
p<0.001
p<0.001
最終更新日:2023年10月2日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
適応:骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌
通常、 成人には、 1回55kBq/kgを4週間間隔で最大6回まで、 緩徐に静脈内投与する。
ALSYNPCA試験¹⁾より抜粋
全投与量を投与、 単回での投与量調節は不可¹⁾
有害事象データを一部引用 (カッコ内はGrade3~5)
主な有害事象
注意すべき有害事象
新規ホルモン薬との併用は骨折リスクが増大するため行わない。
骨転移を有する症候性の去勢抵抗性前立腺癌患者において、 塩化ラジウム (223Ra) の効果を、 プラセボを対照に検証した第Ⅲ相比較試験ALSYNPCAの結果より、 全生存期間 (OS) に対する有益性が示された。
HR 0.70 (95%CI 0.58-0.83)、 p<0.001
OSのサブグループ解析
ドセタキセルの使用歴、 ALP値、 ビスホスホネート併用の有無に関わらず、 223Ra群においてOSの延長が認められた。
HR 0.66 (95%CI 0.52-0.83)、 p<0.001
HR 0.17 (95%CI 0.13-0.22)、 p<0.00001
HR 0.64 (95%CI 0.54-0.77)、 p<0.00001
p<0.001
p<0.001
最終更新日:2023年10月2日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
がん薬物療法における治療計画をまとめたものです。
主要論文や適正使用ガイドをもとにした用量調整プロトコール、 有害事象対応をご紹介します。
なお、 本ツールは医師向けの教育用資料であり、 実臨床での使用は想定しておりません。 最新の添付文書やガイドラインを必ずご確認下さい。
また、 一般の方への情報提供ではないことを予めご了承ください。