薬剤情報
後発品
薬効分類アミノ酸
一般名イソロイシン・ロイシン・バリン顆粒
薬価134
メーカーEAファーマ
最終更新2021年10月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人に1回1包を1日3回食後経口投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 本剤は分岐鎖アミノ酸のみからなる製剤で、本剤のみでは必要アミノ酸の全ては満たすことはできないので、本剤使用時には患者の状態に合わせた必要蛋白量(アミノ酸量)及び熱量(1日蛋白量40g以上、1日熱量1000kcal以上)を食事等により摂取すること。特に蛋白制限を行っている患者に用いる場合には、必要最小限の蛋白量及び熱量を確保しないと本剤の効果は期待できないだけでなく、本剤の長期投与により栄養状態の悪化を招くおそれがあるので注意すること。

7.2. 本剤の投与によりBUN異常又は血中アンモニア異常が認められる場合、本剤の過剰投与の可能性があるので注意すること。また、長期にわたる過剰投与は栄養状態悪化のおそれもあるので注意すること。

7.3. 本剤を2ヵ月以上投与しても低アルブミン血症の改善が認められない場合は、他の治療に切り替えるなど適切な処置を行うこと。

効能・効果

食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する非代償性肝硬変患者の低アルブミン血症の改善。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

5.1. 本剤の適用対象となる患者は、血清アルブミン値が3.5g/dL以下の低アルブミン血症を呈し、腹水・浮腫又は肝性脳症を現有するかその既往のある非代償性肝硬変患者のうち、食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する患者、又は、糖尿病や肝性脳症の合併等で総熱量や総蛋白(アミノ酸)量の制限が必要な患者である。

糖尿病や肝性脳症の合併等がなく、かつ、十分な食事摂取が可能にもかかわらず食事摂取量が不足の場合には食事指導を行うこと。なお、肝性脳症の発現等が原因で食事摂取量不足の場合には熱量及び蛋白質(アミノ酸)を含む薬剤を投与すること。

5.2. 次の患者は肝硬変が高度に進行しているため本剤の効果が期待できないので投与しないこと[1)肝性脳症で昏睡度が3度以上の患者、2)総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者、3)肝臓での蛋白合成能が著しく低下した患者]。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 消化器:(0.1〜5%未満)腹部膨満感、下痢、腹部不快感、食欲不振、口渇、(頻度不明)嘔気、便秘、腹痛、嘔吐、おくび、胸やけ等。

2). 腎臓:(頻度不明)BUN上昇、血中クレアチニン上昇等。

3). 代謝:(頻度不明)血中アンモニア値上昇等。

4). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、T−Bil上昇等。

5). 皮膚:(頻度不明)発疹、皮膚そう痒等。

6). その他:(頻度不明)倦怠感、浮腫(顔浮腫、下肢浮腫等)、発赤、ほてり。

禁忌

先天性分岐鎖アミノ酸代謝異常のある患者[メープルシロップ尿症においては痙攣、呼吸障害等があらわれるおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

高齢者

一般に生理機能が低下していることが多く、本剤の投与により血中アンモニア上昇等の代謝障害があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

リーバクト配合顆粒
リーバクト配合顆粒

リーバクト配合顆粒

アミノ酸
2021年10月改訂(第1版)
薬剤情報
後発品
薬効分類アミノ酸
一般名イソロイシン・ロイシン・バリン顆粒
薬価134
メーカーEAファーマ
最終更新2021年10月改訂(第1版)

用法・用量

通常、成人に1回1包を1日3回食後経口投与する。

用法・用量に関連する注意

(用法及び用量に関連する注意)

7.1. 本剤は分岐鎖アミノ酸のみからなる製剤で、本剤のみでは必要アミノ酸の全ては満たすことはできないので、本剤使用時には患者の状態に合わせた必要蛋白量(アミノ酸量)及び熱量(1日蛋白量40g以上、1日熱量1000kcal以上)を食事等により摂取すること。特に蛋白制限を行っている患者に用いる場合には、必要最小限の蛋白量及び熱量を確保しないと本剤の効果は期待できないだけでなく、本剤の長期投与により栄養状態の悪化を招くおそれがあるので注意すること。

7.2. 本剤の投与によりBUN異常又は血中アンモニア異常が認められる場合、本剤の過剰投与の可能性があるので注意すること。また、長期にわたる過剰投与は栄養状態悪化のおそれもあるので注意すること。

7.3. 本剤を2ヵ月以上投与しても低アルブミン血症の改善が認められない場合は、他の治療に切り替えるなど適切な処置を行うこと。

効能・効果

食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する非代償性肝硬変患者の低アルブミン血症の改善。

効能・効果に関連する注意

(効能又は効果に関連する注意)

5.1. 本剤の適用対象となる患者は、血清アルブミン値が3.5g/dL以下の低アルブミン血症を呈し、腹水・浮腫又は肝性脳症を現有するかその既往のある非代償性肝硬変患者のうち、食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する患者、又は、糖尿病や肝性脳症の合併等で総熱量や総蛋白(アミノ酸)量の制限が必要な患者である。

糖尿病や肝性脳症の合併等がなく、かつ、十分な食事摂取が可能にもかかわらず食事摂取量が不足の場合には食事指導を行うこと。なお、肝性脳症の発現等が原因で食事摂取量不足の場合には熱量及び蛋白質(アミノ酸)を含む薬剤を投与すること。

5.2. 次の患者は肝硬変が高度に進行しているため本剤の効果が期待できないので投与しないこと[1)肝性脳症で昏睡度が3度以上の患者、2)総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者、3)肝臓での蛋白合成能が著しく低下した患者]。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

11.2. その他の副作用

1). 消化器:(0.1〜5%未満)腹部膨満感、下痢、腹部不快感、食欲不振、口渇、(頻度不明)嘔気、便秘、腹痛、嘔吐、おくび、胸やけ等。

2). 腎臓:(頻度不明)BUN上昇、血中クレアチニン上昇等。

3). 代謝:(頻度不明)血中アンモニア値上昇等。

4). 肝臓:(頻度不明)AST上昇、ALT上昇、T−Bil上昇等。

5). 皮膚:(頻度不明)発疹、皮膚そう痒等。

6). その他:(頻度不明)倦怠感、浮腫(顔浮腫、下肢浮腫等)、発赤、ほてり。

禁忌

先天性分岐鎖アミノ酸代謝異常のある患者[メープルシロップ尿症においては痙攣、呼吸障害等があらわれるおそれがある]。

重要な基本的注意

(特定の背景を有する患者に関する注意)

高齢者

一般に生理機能が低下していることが多く、本剤の投与により血中アンモニア上昇等の代謝障害があらわれやすい。

妊婦・授乳婦

(妊婦)

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

(授乳婦)

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

貯法

(保管上の注意)

室温保存。

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